"2007春、6年のキャリアをもって彼女は引退した。まことに惜しい。もちろん一流のAV嬢であることにかわりはないのだが、もっともっと高評価を受けるべき女優であったと思う。ルックスも性格も、またAV嬢としての心意気…何しろAV嬢としてのセンスが抜群であったように思える。もっと、カリスマとも呼ばれる領域にいっても不思議はない嬢であった。が、引退までの1,2年は踊り場で足踏みをしているような歯がゆさがあった。何かに倦んでいるような疲労感(もちろん作品には全力投球していたのだが)すら窺えた。この作品で見ると改めて美形であることに気づかされるのだが、その美しさと、キャリア晩年のどこか疲弊してしまった(老いたということではない)感の両面が本作にはよく現れている。しゃぶりまくる彼女を執拗にとらえ、穴とアナル中出しですべてを終わらせようとする、プロ根性のかたまりの彼女も悶絶してしまう。最後に映し出されるぽっかりと開いたアナルの空洞が彼女の引退の象徴のように見えるのだ。"
小沢菜穂 ザ・ファイナル
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