消息を絶った瑠璃を探し回っていた博士たちは、ついに富士の麓で瑠璃の気配を感じる。しかしそこにいたのは、もはや博士たちの知る彼女ではなかった。赤く染まった瞳には、自分を封印した人間たちへの憎悪が渦巻いている。周りの生命ある全てのモノの生気を吸収しながら不適に笑い、憎むべき人間達に復讐を始めようとする瑠璃。瑠璃を止めようとするが、逆に瑠璃に取り込まれてしまうこるり。綾霞の放つ、破魔の斬撃も今の瑠璃には効く様子も無い。その悪しき憎念の中、生気を吸われながらも瑠璃に近づいていく博士。はたして博士の思いは届くのか。